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部位別リフォーム

更新2020.07.30

キッチンリフォームで理想のキッチンにするノウハウ教えます

こだわりのキッチンリフォームを成功させるためには、システムキッチン選びが重要になります。この記事では、システムキッチンを選ぶ際に知っておきたい種類別の特徴に、キッチンリフォームの費用相場や、後悔しないために抑えておきたいキッチンリフォームのポイントをご紹介します。

システムキッチンの種類と特徴

システムキッチンの種類と特徴をお話する前に、そもそもシステムキッチンは普通のキッチンと何が違うの?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので、解説したいと思います。
システムキッチンとは、ガスコンロやIHコンロが組み込まれている一体型タイプのキッチンで、シンクや調理台、食洗器、収納などがワークトップと呼ばれる天板でつながった継ぎ目のないキッチンをシステムキッチンと言います。ここでは、そのシステムキッチンの主な種類と特徴について紹介します。

 

日本ではなじみ深い壁付きキッチン

壁付きキッチンI型壁付きキッチン(背面キッチン)とは壁に沿って備え付けられる台所で、日本ではごく一般的なシステムキッチンとして採用されることが多いです。I型やL型があり、キッチンの広さや動きやすさによって選択できます。
キッチンスペースを有効活用しやすいのがメリットで、広々としたキッチンにしたいと考えている方におすすめです。壁側に窓があると、自然光でキッチン全体が明るくなり、料理もしやすくなるでしょう。
ただし、壁付きキッチンはリビングなどから丸見えになりやすいため、整理整頓を心がけて乱雑にならないように収納を工夫しなければいけません。そのため、壁付きキッチンはひとつの部屋として独立している「独立キッチン」に向いています。また、調理をする際、壁を向いて行うため、家族と対話がしにくく、コミュニケーションが取りづらいというデメリットがあります。

 

キッチンリフォームで人気が高い対面キッチン

対面式キッチンペニンシュラ対面キッチンとは、リビングやダイニングに向かって調理できるように壁から独立した台所です。壁に接していない「アイランドキッチン」や、一面だけ壁についている「ペニンシュラキッチン」などの種類があります。
対面キッチンはリビングダイニングキッチンを一部屋にまとめた間取りや調理をしながら家族とコミュニケーションを図りたいと考えている方におすすめです。壁側を食器棚や冷蔵庫などの収納スペースとして活用できるので、動線に合わせて収納を確保できたり、使い勝手が良いというメリットもあります。
ただし、システムキッチンが壁から離れているため、設置場所をしっかり確保できないと室内が狭く感じてしまいます。部屋広さや間取りによっては対面キッチンが適さない場合も。特にリフォームの場合は新築とは異なり、排水や換気の関係で対面キッチンに出来ないこともあるため気をつけましょう。また、水や油の飛び散りを防ぎ、調理時のにおいを室内に残さない工夫も必要です。

 

壁付きと対面の良さを兼ね備えるセパレートキッチン(Ⅱ型キッチン)

セパレートキッチン(Ⅱ型キッチン)セパレートキッチン(Ⅱ型キッチン)とは、2つの調理台があるのが大きな特徴で、シンクとコンロなどを2つに分けて並行に備え付ける、壁付きキッチンと対面キッチンを組み合わせたような台所です。
シンクで下準備をして、振り向けばコンロで調理できるので、作業動線が短く使い勝手が良いとされています。そのため、調理時間を削減できるメリットもあります。 また、セパレートキッチンは作業スペースを多く取っているため、複数人での作業もしやすいキッチンです。ただし、シンクとコンロの間が汚れやすいため、掃除しやすい床材を選ぶなどの工夫も必要になります。
ただ、ある程度広いスペースがないと収納場所が確保しにくくなる面もあるため、セパレートキッチンに適した広さがあるか確認しましょう。

 

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システムキッチンを選ぶうえで確認すべき3つのポイント

黒板にポイントの文字

キッチンリフォームでシステムキッチンを選ぶ際には、使いやすさを重視することが大切です。でも、使いやすさは人それぞれ異なりますので、自身のスタイルに合ったキッチン選びが重要になります。ここでは、理想のキッチンを実現するために確認しておきたい、代表的なポイントをご紹介します。

1. 家事動線を考えた配置

キッチンの広さとシステムキッチンのバランスがとれていないと、作業効率が悪くて使いにくくなります。
冷蔵庫と台所の距離、調理を盛り付ける食器の収納場所、食事を運ぶテーブルの場所などをイメージしながら家事動線を考えてシステムキッチンの配置を検討しましょう。キッチンの広さや、冷蔵庫や食器棚を配置する場所を考えて、システムキッチンのレイアウトを絞り込んでください。

 

2. 収納スペースは調理のしやすさと収納力を考慮

システムキッチンの収納スペースは調理のしやすさを考えることも大切です。
よく使う調理道具や調味料は取り出しやすいところに、あまり使わない調理器具などは手が届かないような場所にするなど、収納場所の優先順位を考えてみましょう

収納力の良さはシステムキッチンの種類によって違います。たとえば、コンロとシンクが分かれているⅡ型キッチンのキッチンは使い勝手は良いですが、壁面側も調理台としているため、対面式より収納力は少なくなります。また、I型とL型ならL型が収納力はあります。食器や調理器具、食品などのストックが多い方は、その辺りも配慮してシステムキッチンを選びましょう。

 

3. 必要となる毎日のお手入れ

基本的にキッチンは毎日使う場所なので、どうしても汚れやすくなります。お手入れのしやすさはシステムキッチンの素材によって異なるため、予算に応じて素材も検討してみましょう
天板の素材によって汚れが落ちやすかったり、熱に強く、そのまま熱い鍋を置いても焦げたり、変色しない素材もあります。
また、シンクの形状によって野菜くずなどのゴミが流れやすく、排水溝にディスポーザをつければ、調理後の後片付けや掃除も楽になります。オプションを追加するとさらに利便性がアップするシステムキッチンもあるので、複数の選択肢を検討してみましょう。

 

キッチンリフォームでかかる費用相場

電卓とお金

キッチンリフォームの費用は、交換するシステムキッチンのタイプやレベル、施工範囲によって変わってきます。ここでは大まかなキッチンリフォームの費用相場と工事内容の内訳についてご紹介します。

 

通常のキッチンリフォーム費用相場は150万円前後

同型のキッチンを取り替えるだけのリフォーム費用なら、相場は150万円前後と言われています。ただし、システムキッチンの価格はピンキリです。導入するシステムキッチンの価格によってキッチンリフォームの費用は大きく変わります
例えば、ローコストを売りにした国内メーカーのI型スタンダードキッチンで間口1800mmのシステムキッチン相場は約20万円~。大手国内メーカーのI型スタンダードキッチンで間口が2250mm程度のタイプは約80万円~。間口が広くなれば、それに応じて金額も上がります。
また、壁付けのI型キッチンを対面式やセパレートキッチンに変更したいなど、キッチンのタイプを変更する場合、同型のキッチンを入れ替えるよりもリフォーム費用がかかります。キッチンリフォームにかけられる予算がはっきりしなければ、どんな工事を行うのか、システムキッチンの種類などを決められません。あらかじめ予算と、キッチンリフォームの優先順位を考えておきましょう

 

システムキッチンのリフォーム費用相場は300万円前後

キッチンリフォーム費用の内訳で大きな金額を占めるのは、入れ替えするシステムキッチンの代金です。システムキッチンは形状やオプションによって金額が異なるため、予算によって選択できるシステムキッチンが絞られます。
大手国内メーカーのシステムキッチンは約120万円~。国内キッチンブランドのシステムキッチンは200万円~平均的価格は300万円程度。海外ブランドのシステムキッチンは300万円~。ハイブランドになると1千万円を超えるものまであります。使用する天板や扉の仕上げ、食洗器やオーブンレンジなどの導入する設備や水栓金具に至るまで、システムキッチンは自分の好みによってカスタマイズできます。そのため、選ぶ商材によって価格が大きく異なります
自分の好みを探り、好みのキッチンの価格帯を理解しておきましょう。気になるキッチンメーカーやキッチンブランドのカタログを取り寄せたり、ショールームを見学すると良いでしょう。もちろん、リフォーム会社でも相談に乗ってくれますが、リフォーム会社を選ぶ際、どんなリフォームを得意としているかを重視して選びましょう。キッチンの交換だけなら町のリフォーム会社でも行えますが、設計を伴うシステムキッチンのリフォームなどは、行えない場合もあるので注意が必要です。

システムキッチン以外のキッチンリフォーム費用内訳

キッチンリフォームではシステムキッチンの代金以外にさまざまな工事費用が発生します。具体的には、新しいキッチンの搬入費用や古いキッチンの解体処分費用、給排水工事やダクト工事。電気工事やガス工事などです。また、キッチンの壁や天井、床を張り替える場合にも別途費用が発生します。これらのキッチンリフォームにかかる費用の内訳は見積書に記載されています。どのような工事が行われるのか、追加費用が発生する可能性はないのかを含め、見積書の内容をしっかり確認しておきましょう

 

キッチンリフォームで後悔しない!失敗を防ぐ3つのポイント

キッチンで失敗に気づく主婦

せっかくキッチンリフォームをしたのに失敗した!と後悔することがないように、キッチンリフォームを行ううえで注意したい、見落としがちなポイントをご紹介します。

1. ライフスタイルの変化や家電の買え替えも視野に入れる

リフォームを行うペースはどのくらいでしょうか?10年に一度?15年に一度?数年ごとにリフォームを行う方は少ないと思います。そのため、将来のことを見据えたリフォームを行うことが大切です。特に毎日使うキッチンは使い勝手が悪いとストレスを感じやすい場所でもあります。
今はさほど感じていなくても、高い場所にある収納スペースは、年齢を重ねて足腰が弱ると使いにくくなる場合もあります。昇降式吊り戸棚にしておくなど、現在の使いやすさだけでなく、年数が経過しても使いやすいキッチンを検討してください
また、家族の成長を見越しておく必要もあります。今はまだお子様が小さく、十分なサイズの冷蔵庫やストックなどを補完する収納に余裕があっても、特にお子様が男の子の場合、成長期になると食事の量は格段に増えます。現状のサイズに合わせてキッチンリフォームした場合、冷蔵庫を大きいサイズに買い替えたい際にキッチンの冷蔵庫スペースに入らないことも。お子様が小さいご家庭はゆとりをもったキッチンリフォームの計画を行い、将来の家族構成と家電や家具の買い替えも視野に入れて、キッチンリフォームの内容を検討しましょう

2. システムキッチンのタイプがキッチンに立つ人数に合っていない

システムキッチンを選ぶ際、使用する人数も考慮して選ばないと使いにくい台所になってしまいます。例えば、共働きでご夫婦2人でキッチンに立つことが多かったり、お母様と同居していて一緒に料理をしたり、お子様と一緒にキッチンを使用したいなど複数でキッチンに立つ場合、対面式のペニンシュラキッチンなどは壁面とシステムキッチンの幅にゆとりを持たせないと、すれ違えなかったり、作業の際にぶつかってしまったりと使いにくいキッチンになってしまいます。また、キッチンでは刃物や、熱いお湯などを使用するため使いにくいだけでなく、ケガや火傷に繋がってしまう場合も。安全面も配慮して、ゆとりのある計画を建てましょう
複数でキッチンを使用するなら、作業スペースを広く取れるセパレートキッチンやアイランドキッチン。壁付きキッチンならL字型がおすすめです。

3. ゴミ箱置き場のスペースが確保されていない、配置が使いにくい

キッチンリフォームで意外と忘れがちなのがゴミ置き場です。
スッキリとしたキッチンにリフォームしたのに、ごみ置き場のスペースが無かったり、足りなかったりすると、ごみ箱を新たに置かなくてはならず、折角のリフォームが台無しになってしまいます
地域によって異なりますが、キッチンで出るゴミは分別も多く、それぞれにゴミ箱を用意する必要もあります。それらを置くスペースは想像以上に場所を取りますし、食品を扱うキッチンということもあり、配慮したいところです。
キッチンカウンターの下などにあらかじめ計画しておくと、スッキリとした空間を保てます。特にシンク下は排水などもありますので、収納スペースよりもダストワゴンなどをレイアウトしても良いと思います。キッチンカウンターの下にあるので作業動線もスムーズです。

キッチンリフォームで理想の台所を実現させましょう

キッチンリフォームで理想的な台所を実現するためには、予算、キッチンスペース、調理スタイルに応じて最適なシステムキッチンを選ぶことが大切です。キッチンリフォーム費用の大部分を占めるのはシステムキッチンなので、予算に応じて選択できる種類を絞り込みましょう。
壁付きキッチンや対面キッチンなどの種類やグレード、オプションによって金額が変わります。作業効率の良さや収納力、お手入れのしやすさなどを考慮して、予算の範囲内で選べるシステムキッチンの種類を検討してください。
リフォーム後に後悔しないためにも、数年後の年齢や家族構成も考慮して使いやすさを検討することをおすすめします