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戸建てリフォーム

更新2020.07.30

スケルトンリフォームと建て替えの違い教えます!

築年数の古い家を全面的に生まれ変わらせたいと考えたとき、まず悩むのがスケルトンリフォームにするか、建て替えにするかということです。
この2つは、家の骨組みを残した状態で作りかえていくか、骨組み自体を解体してまったく新しい建物を作るか、という大きな違いがあります。かかる費用や施工期間、設計上の制限も異なるため、予算や家の状態に合わせて選びましょう。
この記事では、スケルトンリフォームと建て替えの違いや、それぞれの特徴をご紹介いたします。

スケルトンリフォームと建て替えの違いは構造体を作り変えるかどうか

家の図面

リフォームは、家の改装・改修・改築を目的とした工事で、その種類や規模は窓の取り替えから増改築までさまざまです。
なかでもスケルトンリフォームは柱や梁、床組といった建物の主要な構造部以外を解体し、家の外装や内装、住宅設備機器を一新する工事です。「フルリフォーム」や「全面リフォーム」などとも呼ばれています。一方、建て替えはすべて解体し、家を一から建て直す工事です。既存の家が抱えている構造や設備の不満をほぼ解決できる反面、大掛かりな施工になるため施工期間も長く、費用がかかります。
現在の建築基準法では新築を行えない土地に建っている古家(再建築不可物件)なども存在しています。
[注1]内閣府:防災情報のページ「建築基準法 第四十二条第2 項」

リフォームで居住空間を一新できる「スケルトンリフォーム」

スケルトンリフォームの躯体スケルトンリフォームのメリットは、建て替えほどの費用を使わずに新築同様の住まいを手に入れられることです。スケルトンリフォームは、家の骨組みを残すことでその分の解体費や産業廃棄物処理費用などが抑えられます。耐震基準が改正された後に建てられた家ならば、あらためて耐震改修工事を行う必要がないため、それだけで100万円から300万円程度のコストダウンになるでしょう。
また、次のようなケースでも、スケルトンリフォームなら建て替えをせずに外装や居住空間を一新できます。
1. 建て替えのできない再建築不可物件に住んでいる。
2. 法令により、建て替えを行うと現在より家を小さくしなければならない地域に住んている。
3. 思い入れのある家を柱や梁を活かしつつ蘇らせたい。
また、一戸建ての1階又は2階だけをスケルトンリフォームするという方法もあります。施工内容によっては家に住んだまま施工することも可能です。

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デメリットは思い通りの構造に作り変えられないところ

スケルトンリフォームは既存の躯体を残した設計が必要なため、100%思い通りの間取りや構造にできない場合があります。また、状態の悪い古家屋をスケルトンリフォームする場合は注意が必要です。事前調査が不十分な場合、補修や改修箇所が多くなり、結果的に建て替え同然の施工期間や費用がかかってしまうケースがあるからです。

自由度が高く理想の住まい作りが可能な「建て替え」

建て替えの躯体建て替え最大のメリットは、建物の形状や構造、間取りなどをほぼ思い通りにできるところでしょう。既存の建物にはない大開口や、梁や柱の無い大空間が欲しいなどの希望がある場合は建て替えがおすすめです。また、建て替えの際は地盤調査が必須なため、結果次第では基礎補強工事を行うことになります。基礎や柱を新しいものに取り替えるため、きれいな住まいを手に入れるとともに、耐震対策ができるところも魅力です。
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建て替えのデメリットは施工期間が長く費用がかかるところ

デメリットはやはり費用面でしょう。家の広さや施工内容によって異なりますが、既存の建物をすべて解体する建て替えには、改修費以外にも高額な解体費や産業廃棄物処理費用がかかります。特に鉄筋コンクリート造の解体工事には高額な費用がかかります。新築は、スケルトンリフォームに比べて施工期間も長いため、施工中の仮住まいを確保する費用もかかります。地盤調査の結果、改良工事や杭工事が必要となった場合は、高額な工事費用がかかります。よって事前に地番強度を確認して置くことも重要です。
また、上述のとおり、既存の家が再建築不可物件である場合は建て替えができません。

それぞれの特徴を理解して後悔のない方法を選ぼう

現在の住まいの家の状態によっても行えるスケルトンリフォームは異なります。一度、現在お住まいの家をスケルトンリフォームしたらどの様なプランが可能なのか、希望は叶うのか、費用はどの程度かかるのか算出して、建て替えとの比較を行ってください。前提として、主要構造部の強度がしっかりしていなければリフォームという選択肢はありません。リフォームに値するかどうか専門家にご相談されると良いでしょう。
リフォーム・新築どちらも行える会社

 

家を1度柱や梁といった骨組だけにして作り変えるスケルトンリフォームと骨組みも解体して作り直す建て替えでは、かかる費用や施工時間だけでなく、設計の自由度も異なります。どちらにせよ、家の改築には多額の費用がかかります。それぞれのメリット・デメリットよく把握したうえで後悔のない選択をしましょう