フルリフォーム+増築 敷地の難問
- 〈エリア〉千葉県浦安市
- 〈築年数〉約34年
- 〈改修面積〉約290m²
- 〈工 期〉7ヶ月
共用部分で構成された1階にあるリビングルーム。開口部に向けて増築し、ゆとりある面積を確保した。
廊下側に配されたドアや壁をガラスにすることで、さらに開放的に。
お客様のご要望・お悩み
- 古い木造家屋で隙間風に悩まされている。
- 子どもたちの個室とガレージがほしい。
- どの会社もリフォームではなく建て替えを薦められたが、思い出のあるこの家を残したい。
共用部分で構成された1階にあるリビングルーム。開口部に向けて増築し、ゆとりある面積を確保した。
廊下側に配されたドアや壁をガラスにすることで、さらに開放的に。
設計担当のコメント
土地を有効活用するために、元々あった道路と建物との高低差部分に駐車スペースを計画。家の約半分の躯体を残したまま残りの半分を壊して地面を漉き取り、増築することで地下スペースを確保しました。そのために生まれた既存躯体部分と増築部分との間の段差を解消するため、内部はスキップフロアとし各フロアを階段でつないでいます。
子供部屋はお子様が独立した時のことも視野に入れ、後からリフォームを行いやすいように計画しました。また、耐震リフォームも行い、基礎補強と吹抜けやリビングを広げたりで梁の補強。基礎も既存の布基礎の内側にベタ基礎を増し打ちしています。難易度の高いリフォームで思い出深い作品となりました。