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Reform Life
【空き家問題を用途変更リフォームで解決?!】

日本の空き家は7軒に1軒?!

空き家の増加が近年ニュースなど様々なメディアで取り上げられているため、ご存じの方も多くいらっしゃると思います。
2014年に発表された総務省のデータ「平成25年住宅・土地統計調査」では空き家数は820万戸。5年前と比較すると,304万戸の増加で,増加率は5.3%となりました。平成10年からの15年間では総住宅数が1000万戸以上増加しています。
日本の総住宅数6063万戸に対してだいたい7軒に1軒は空き家という状態です!これは地方だけの問題ではなく、都心部にも広がりつつある問題です。

その内訳をみると、一戸建の空き家が79.0%を占め、主な原因としては人口の減少と所有者の高齢化と言われています。
核家族化が進み親と同居していない世帯が増える中で、一戸建の所有者が高齢になり、病院や老人ホームなどの施設に入居してしまったり、亡くなることで空き家が年々増加しているようです。
空き家が抱える問題として、「住めない」「貸せない」「売れない」三重苦となっている点もあげられます。
長期間居住者が居ない建物は、急速に老朽化が進み、現状では住めない住宅は当然、貸すこともできません。また、空き家をリフォームなどで再生し流通させても、世帯数が増えないことを前提にして考えれば、空き家数の減少には直結しないのです。

住宅として需要がない建物も、宿泊施設なら?!

もうひとつ、増え続ける訪日外国人に対して客室が足りない宿泊施設の不足も問題視されています。それなら、空き家を宿泊施設に変更できたら解決の糸口になりそうですよね?
政府も観光業に力を入れており、宿泊施設不足を解消するため、2018年6月15日に住宅宿泊事業法(いわゆる「民泊新法」)が施行されました。
また、増え続ける訪日外国人、その中には何度も日本を訪れるリピーターも多く、2017年の統計では初めて日本に訪れた人は38.6%。約6割の方はリピーター!そんなリピーターの訪日外国人が次に求めるのは「ディープジャパン」だとか。

「ディープジャパン」とは?!

東京や京都など有名な観光地を経験した人たちは、観光から日本文化体験へとシフトしているそうです。大都市では味わえない経験を満喫しようと自国ではあり得ない風景や体験を求めていて、日本で有名かどうかは関係なく、自国とのギャップが大きいところほど行きたいそうです。確かに、こんなところにも外国人観光客が?!って思うこともありますよね?
大都市はもちろんですが、地方にも宿泊施設の需要はありそうです。
立派なホテルももちろん良いですが、日本に暮らしているような体験を求める方も、これから増えるのではないでしょうか?夏なら縁側に蚊取り線香、冬ならこたつにミカンも立派な日本文化だと思います。空き家に多い昭和家屋は、案外、訪日外国人にウケるかも知れませんね。

京都・町屋のリノベーション

先日、当社も京都・町屋のリノベーション依頼がございました。
現在使用されていない町屋を宿泊施設にリノベーションする計画です。
京都は訪日外国人に人気のエリアですから、宿泊施設不足も深刻。
この様なかたちで空き家問題と宿泊施設不足に貢献できると思うと、いつもに増して力が入ります!
景観条例が厳しい京都。古き良き町屋の雰囲気を残しながらも、旅の疲れを癒すことのできる快適な客室にリノベーションすべく、現在プランニング中です。

もし、空き家問題でお困りなら、住宅という概念にとらわれず、柔軟な発想のリフォームも有効かも知れません。
宿泊施設だけでなく、住宅をオフィスや店舗でも良いですし、今流行りの古民家カフェなども好例ですね。
リフォームの用途変更には手続きがいるもの、いらないものがあり、規模によっても異なります。
まずは、用途変更の実績が多いリフォーム業者に相談してみましょう。