Work事例紹介

京都への移住計画からリフォームへ

今回のリフォームは、2年前に構想した京都移住計画から始まります。
移住の理由は“地震”です。
大きな地震がいつ起こっても不思議ではない関東地方。
安心して住める土地と家を探して、「街並みが好きな京都はどうだろう?」と思い立ちました。

京都の土地探しを行い、住んでいる方にお話を伺っているうちに妻が「京都に引っ越したくない」と言い出しました。

京都は盆地なので冬寒く、夏暑い、観光客も多くて住みにくいという話を多く聞いたのが原因です。

そこで、京都に住んでいる方に京都以外の関西で良い場所はどこですか?
と聞くと「京都以外なら神戸」という声が圧倒的に多く、今度は神戸で土地探しを行いました。

山裾の平地は意外に土地がなく、特に高台が良いと薦められた地域は坂道が多く、急坂なので車無しでは生活が難しい。
これからの老後を考えると日常の生活で坂道が多いところは向きませんでした。
そのような事情で移住を諦め、今度は都内近隣で頑丈な家に住み替えを検討したのですが、耳にするようになったのがご近所トラブルのニュース・・・。
今の家は袋小路になっていてとても静かで、ご近所も良い方ばかり。

木造での建替えも考えたのですが、解体の費用も嵩むし、
既存の家の築年は古いのですが鉄筋コンクリートで梁構造もしっかりしているので耐震上は木造より優れている。
今までの住みにくさをリフォームで徹底的に解消しようという結論になりました。

プランの違い特に階段が決め手に!

リフォームのコンセプトは、安心安全な材料で健康的な住まい造りとバリアフリーな環境にすることでした。
リフォーム会社を選定するにあたり、最近リフォームした友人に訊ねたりインターネットで色々調べたりして、ある程度のレベルのリフォームができそうな会社3社に資料請求をしました。

2社は早々に営業にやって来たので希望を伝えると、その内の1社からは連絡が無くなりました。
リクエストが難題だったのでしょうか?(笑)。
残りの1社とプランを進め、そろそろ契約となった頃、クラフトスピリッツさんが忽然と(笑)営業に来られたのです。

「もう他社で進めている」と伝えると「もう遅いですか?当社のプランも見てください!」そう言われ、まだ決まったわけでは無かったのでプランをお願いすることにしました。

この家はもともと事務所ビルとして使用していたものを、15年前にリフォームをして住宅に用途変更しています。
なので、リフォームは2度目。事務所ビルだったため構造が住まい向きではなく家の中心に階段があり、構造的には強くて良いのですが光が入らないため全体的に暗い造りでした。

今まで進めていたリフォーム会社の提案は階段を残置する案でした。
鉄筋コンクリート造なので階段を壊して作り変えるのは大仕事ですからね。

でも、クラフトスピリッツさんの提案は既存の階段を取っ払い、ガラスや間接照明を多用した明るくライトな階段だったんです。
その階段周りの設計提案が決め手になりましたね。

加賀群青を彷彿させる青い天井

インテリアやエクステリアの希望は和モダンとアジアンの融合です。
京都の移住計画は断念しましたが、せめて京都の和風な佇まいを取り入れ、もともと集めていたアジアンテイストの家具や工芸品などのコレクションと和を融合させたかったのです。

和といえば、加賀の武家屋敷に群青色の壁をした座敷があるのですが、そのラピスラズリを使ったと言われている青がとても綺麗で好きでした。

それを取り入れたくて「天井を青くしたい」と言ったら、猛反対されました(笑)。
特に女性に受けが悪く、妻もそうだし、担当者の女性陣に・・・。

だから、始めは私の部屋の天井だけ青にしてもらいました。
でも計画を進めるうちにダイニングキッチンの天井が青になり、完成後に妻がリビングの天井の一部も青にしたいと言い出しました。
なので、貼り替える予定です。やっぱりダーク系の木材と青はよく合いますね。

無難に仕上げるだけじゃつまらない。でも、普通は選ばない色ですからね。気に入ってくれて良かったです。

妻が喜んでいるのが一番

5LDKだった住まいを3LDKにしたので、間取り的にも使い勝手が良くなりました。15年間のここがこうだったらいいのに、ああだったら良かったのに・・・という不満を今回のリフォームですべて解消しましたから。採光、通風、石材に珪藻土に天然木と床暖房。床暖房はまだ試していないので冬が楽しみです。
リフォームは楽しみながら、遊びながらするのが一番だと思います。加賀群青も遊び心のひとつ。始めは反対されましたが結果的に取り入れて良かったですし、妻も気に入ってくれました。窓もできるだけ大きくして使い勝手が良くなったと妻が喜んでいるのが一番良かったことかな。これからの暮らしが益々楽しくなりそうです。

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