自然光を取り込む設計と緻密な照明計画で、薄暗かった住まいを柔らかな光で満たすリノベーション。
壁面のタイルは従来横張で使うものを縦に使うことで、吹き抜け空間に縦方向の連続性を持たせた伸びやかな雰囲気は白樺の木立を連想させる。
空間の凹凸は増築をすることで解消し、テラスにある滝を越えた涼やかな風が住まいにそよぐ。

半永久的に守られた借景が気に入り購入したマンション。間取りやインテリアは後から好みに変えればいいと、始めからリフォームを決めていた。だからマンション選びの第一条件は立地。都心でありながら目の前に広がる広大な緑。そんな借景に合うようにリフォームしたインテリアもまた、木をふんだんに使い借景とリンクする。

新築のマンションをキッチンカウンターのみを残し、スケルトン状態にしたフルリフォーム。木材をふんだんに用いた和モダンなインテリアが、目の前に広がる借景の景色と調和し、まるで庭が続いているかのように広がりを与える。豊かな環境とインテリアがリンクして叶えたオアシスのような住まいは、緑の奥で高層ビルの夜景がにじむ。

エントランスから階段、廊下にリビングと部屋の大部分に絨毯が敷かれ、バスルームとトイレが一緒の外国人仕様のマンションをフルリフォーム。LDKはマットタイプのタイル敷きにして、建具や暖炉にも使用することで嫌味のない高級感を演出。ご主人のお部屋は趣向を変えて重厚感のあるトラディショナルなインテリアに仕上げた住まい。

子供の泣き声に困っているので、子供に恐怖感を与えない病院を希望された院長。その要望に応え、カラフルな色彩を用いて絵本の中のような世界観に仕上げた。以前の診療室は間仕切りが無かったため、新たに仕切りをつくりプライバシーにも配慮した設計。